2019.06.16
【ダメダメでした!!】 教育講演家 木村玄司
【ダメダメでした!!】
今日の60分講演はダメダメでした!
惹きつけるものもなかったし、たいして楽しくもないし、場の空気に応じて対応もできなかった。
何より、自分自身が全然(気持ちが)のってこなかった。
だから、聞いていた人たちも、きっと心に残るものも少なかったのではないかと思う。
正直言って、悔しい気持ちもあります。
今日は、身内の仲間たちに向けて話をするような場だったので、そこは救いでしたけど…。
でも、実を言うと、こういうことってけっこうあるんです。
つまり、「あ〜、今日は全然ダメだったなぁ」そんなふうに自分の中で感じる講演て、けっこうあるんです。
時には、すごく悔しくて1日中頭から離れられない時があったり、主催者さんに申し訳ないなと思うこともあります。
もちろん、たくさんの人を集めて準備をしてくださった主催者さんに「今日の講演は全然ダメダメでした」と言っちゃったらそれは逆に失礼に当たると思うから言わないし、「すごく良かったです!」と言われたら「ありがとうございます」とは言うんだけど、心の中では「本当にすいません!」と謝っている事ってけっこう多いんです。
ただ、自分の中で大切にしたいことがあります。
それは、”トライ”するということ。
やっぱり、
慣れた”やり方”はやりやすいし、
慣れた”客層”は反応の予想がつきやすいし、
慣れた”ネタ”は大ゴケはしない。
プライドが傷つくこともなければ、
肩書きが傷つくこともない。
だけど、”安定”の中に浸かろうとすればするほど、
たぶんどんどん”落ちて”いくと思うし、
絶対にまだ見ぬ世界へは行けない。
「まだ話したことはないけど、あの話をしたらもっと心に届くかな?」
「いつもは情熱的にやっているけど、静かな雰囲気でやってみたらどうなるんだろう?」
「ワークを全然入れないパターンでやった方が、実は満足してもらえるのかな?」
「大人向けの講演でも、子供向けのような話し方でやったら楽しんでもらえるかな?」
「順番を入れ替えた方が、わかりやすいかな?」
「音楽を入れた方が雰囲気が作れるかな?それとも、一切無くしてみようかな?」
「あえてTシャツでやってみたら、どうなるのかな?」
試しては失敗し、試しては失敗し、時には、厳しい一言を書かれたり…。
でも、たまーに、「お!ここでそんなに反応があるんだ!」なんて自分でも驚いたりすることもあるんだ。
だから、実を言うと、同じタイトルでも90分間まったく同じ内容の講演を再度やるということは一度もないんです。100回同じタイトルでやっても、100回全て微妙に違っていたりします。
そんなことをやっていたりしています。
今の子供たちや若者は、挑戦することを避けたがると言われています。
それは「失敗することはダメなこと。失敗することは恥ずかしいこと。」そんな思い込みができてしまっていることが原因の一つでもあると僕は思う。
多くの親や社会が”成功”させるように塾や教室などあらゆる手段を子供に施そうとするし、”失敗”しないようにあらゆるリスクを取り去ろうと躍起になっている。
そんな中で、子供の環境はがんじがらめになっているように感じることも多い。
本来は、子供って、いろんなことに好奇心をもって、こけたり、傷ついたり、泣いたりしながら、成長していくものなのに…。
でも、そんな時代だかこそ、「失敗しても良いんだよ。だから挑戦していこうよ!」と言える存在がとっても貴重だと思う。
だから、僕も思う。
失敗をしても良い。
”トライ”できる自分でありたい。
木村玄司
追伸
写真はホテルの様子。いつも、直前まで何を着ようか迷っています(笑)
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