2019.04.17
【現代では”サポーター”さんたちの力が重要!】愛知県東海市教員研修センターにて 教育講演家 木村玄司
心の相談員さん、障害をもっている子のサポーターさん、図書についてのサポーターさんなど、
各学校のサポートをしている皆さんに向けての研修でした。
講義やワークを通して、時には楽しく、時には真剣に、みなさんと良い時間を過ごさせていただきました。
現代では、このサポーターさんたちの力が本当に貴重です。
学校の担任の先生は、一度に何十人も見なくてはいけません。
何十人いても、みんなが何も問題ないのなら良いけど、
やはりそれぞれの子やそれぞれの家庭に抱えているものがあります。
本当はダメだけど、時には、過労死ラインを大幅に超えてまで、子どもたちのために働きまくっている先生が多いのも実情です。
ただでさえ、授業の準備や事務処理等たくさんのやるべきことがあるけれど、
それプラス、電話をしたり、相談にのったり、家庭に行ったり、時には、子どもが問題をおこして警察やショッピングセンターに行くこともあります。
しかし、たとえ過労死ラインを大幅に超えてまで働きまくっても、
正直、すべての子に手厚く関わるのは現実的には難しいです。
それに、児童・生徒も、教員も、人間同士ですから、合う合わないも絶対に出てきます。
そんな時に、第3者的な立場で話を聞いてくれる方やこそっと支援してくれる方がいると、本当に本当にありがたいのです。
子どもによっては、一生忘れられない”恩人”となることもあるでしょう。
だから、”サポーター”の皆さんは、決して小さな力ではなく、本当に大きな力になるのです。
現代では、さらに大きな力になってきているでしょう。
是非とも、素晴らしいお仕事に誇りをもって取り組んでいただけたら嬉しいです。
そして、学校の先生方は、サポーターさんたちのありがたさを感じつつ、お互いに協力してやっていけたら良いなと思います。
みんなで協力して、子どもたちが生き生きと過ごせる場を作っていきたいですね!